その他公務員 経験談

公務員の職歴は職歴とみなされない。だからこそ視点の転換が必要。警察事務職からの転職。

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公務員からの転職

取材エリア

地域関係なし

お名前

前田隆 様(仮名)

経歴

2012年4月 某県警察(警察事務職)に入庁(奉職)
→ 2012年8月 退職
→ その後約2か月間、就職活動をして、コールセンターにて勤務

某県警の警察事務職を退職後、コールセンタースタッフとして転職された前田さんのインタビューです。



本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。では、公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。

 こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。私はとある県警の警察署で警察事務職として働いていました。

 警察事務の任命権者は本部長ですが、採用試験自体は県警の採用枠というわけではありません。A日程の県庁の採用試験の職種に、県庁勤務を希望するなら一般事務職、警察での事務を希望するなら警察事務職というように分かれています。
勤務先も警察官とは違って交番勤務はなく、警察署や免許センター、警察本部での勤務となります。

 警察事務に合格後、2012年4月に警察学校に入校しました。事務職でも警察学校への入稿が必要になります。
ここで警察官は6か月間または10か月間、警察事務職員は1か月間ほど警察職員としての心構えや知識などを学びます。全寮制です。

 
 入校してから約2週間は、学校生活に慣れさせるための集中指導期間でした。この間は、外出は禁止です。6か月前に入校した警察官の先輩が指導係で寮の規則がきちんと守れているかなど頻繁に見回りに来ていた。できていないと罵声を浴びせられてしかられる。まるでや○ざみたいでした(笑)

 集中指導期間中、回れ右など警察礼式の練習を徹底的にしました。私は、出来があまりよくなかったので何度も怒られましたね。

集中指導期間の最終日に警察礼式を発表する場があり、学校の幹部を前にして警察礼式を発表して合否を判断する機会がありました。ここで合格ならば、集中指導期間は終了で晴れて外出が許されます。

そして私たちは、見事合格することができて集中指導期間は終了しました。
最後に教室に戻ると、指導係の先輩が黒板に「おつかれさまでした。」と書いてくれていて、クラス全員が涙しました。


 その後の2週間は、指導係の先輩は外れて自分たちで授業の準備などをしていました。そして、卒業の日を迎え、式の後にそれぞれの所属先から迎えに来てくれて所属先に配属となりました。

 

 




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