その他公務員 経験談

警察官から警察官採用試験アドバイザーとして独立。天職への気付きを与えることが私の使命。

カテゴリ

警察・消防・自衛隊経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関東

お名前

新井繁幸 様

経歴

平成9年 神奈川県警察神奈川県巡査拝命
地域(交番、パトカー)機動隊、警備部、人事部門、インドネシア国家警察官交番制度紹介担当、アジアアフリカ会議大統領SP担当等
平成21年 退職
→警察官採用試験アドバイザーとして独立、プロコーチ。

関連サイト

http://ameblo.jp/takaratizupoliceman/

警察官を退職後、警察官になりたい志望者支援業を始められた新井さんのインタビューです。在職中の経験をどのように活かせばいいのかなど語っていただきました。



本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。
では、警察官時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。


 警察官は、まず警察学校へ入校します。大卒で6ヶ月、高卒・専門卒で10ヶ月の訓練を受けます。 大卒の私は6ヶ月間、厳しくも楽しい学校生活を送り、警察署地域課は配属となりました。
交番勤務は警察官の基本ですが、取り扱いが分からず、1人交番でこもることもしばしば、、、毎日ビビりながら職務に従事していたことを思い出します。

ひき逃げ犯の緊急逮捕、高齢者同士の傷害事件、10対10の喧嘩の仲裁で返り血を浴びた経験、強姦された女性に泣きつかれ、何も言えなかった経験、自殺、老衰など複数の遺体とも接する毎日でした。


 特に想い出深い経験は、私が30歳当時、人事にいた時です。当時、日本の交番制度を学びたいとインドネシア国家警察間を招聘する制度が取り入れられ、初の担当県として神奈川が3県の中に入りました。

 本部総警務部門の30代の中から、紹介担当として白羽の矢が当てられ、通常勤務を離れて1ヶ月間、インドネシア国家警察官のキャリアと通訳さんの5人で過ごした経験は忘れられません。


 警察署で当直も一緒に行い、飲酒検知要領や、鑑識の基本、その他事故現場の処理要領、変死体取り扱いや法令に関することなど、多くの諸先輩型の知識、経験を借りてとにかく一生懸命毎日を送りました。
そして、研修期間の最後には、警察庁から来られた警視長(キャリア)への経過報告の場で、警察署長室でインドネシア国家警察官が私のことをべた褒めしてくれた時には、感無量でしたね。国際的な仕事に携わり、いろいろな見識が在る事、教育の大切さなどを知る良い機会になりました。
 

 

―警察官を辞めようと思われた経過などをお話いただけませんか。

 大変希有な体験を積めた人事での仕事でしたが、反面、そこでの経験が警察官を辞めるきっかけにも繋がっ…


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