その他公務員 経験談

消防士から2年間の無職無収入を経て思い切って起業したことが正解!

カテゴリ

警察・消防・自衛隊経験談

第二の仕事人生

公務員からの転職 / 公務員からの独立・起業

取材エリア

北海道・東北

お名前

高橋潤 様

経歴

新潟大学法学部を経て昭和62年東京消防庁採用
15年間勤務のちに40歳の頃に退職
→転職活動をしながら、後2年間無職無収入 
→平成16年個人事業主として独立

関連サイト

http://ameblo.jp/juntaka1961/

北海道で消防士を退職後、転職活動に行き詰まったことが1つの原因で思い切って起業された高橋さんの退職経験談です。
無職無収入を経て、どのように起業をしよう、と決意されたのかぜひご覧ください。

 

退職経験談へのご協力、誠にありがとうございます。
では早速なのですが、消防時代のお話からお聞かせいただけますでしょうか。


 退職時は消防部隊の指揮、運用、作戦計画の策定を実施する指揮隊に配属されていました。
最初はポンプ隊員、化学小隊員となり、その後火災原因調査をする指導調査係員となり数多くの火災原因の調査にあたりました。
大変な仕事でしたけど、自分に一番あっている仕事だったなと思います。

次の出張所勤務では、査察、建築同意、予防等の担当しました。
その後豊島消防署へ異動となり指揮隊に配属されました。


 平成11年に池袋の通り魔殺人事件に出動し、死者2名、重傷1名、軽症14名という事件を目の当たりにしました。
この事件には大変な衝撃を受けました。またその後、その事務処理に忙殺され、次第に激務に耐えられないようになっていきました。




―公務員を辞めようと思われた始めたのはいつの頃からでしょうか。

 激務なポストにいたことが原因ではあるのですが、公安職(警察・刑務官等)である階級社会に嫌気がさしてきていたことが主たる原因だったり、またその頃からうつ病を発症していたことも原因のひとつかもしれません。

 職場からは休職してはどうかという引き止めもあったのですが断り、半ば発作的に退職を決意しました。
退職してから崎の計画なんて何もなかったですよ。激務に組織の閉塞感、署内の無駄な慣行、サービス残業などに疲れきっていました。

 公安職の公務員は、労働組合もなく、階級という絶対的な上下関係もありますので、経験した人しかわからない厳しさがありましたね。

 

 

―実際に退職されてみての感じはいかがでしょうか。 退職後はどのような活動をされたのでしょうか?。

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