国家公務員(技術系)経験談

コストパフォーマンスを追求する民間企業に惹かれて未経験の業界に挑戦

カテゴリ

国家公務員(技術・専門)経験談

第二の仕事人生

公務員からの転職

取材エリア

関東

お名前

非公表

経歴

某大学院修士中退
→国家?種(農業系)在職中に某大学院大学修士
→大手物流企業に転職

某大学院修士中退→国家?種(農業系)在職中に某大学院大学修士→大手物流企業に転職

―はじめに公務員になった経緯をお聞かせください。
 学部卒業時はもともと民間企業志望でしたが、就職活動に失敗しました。大学院に進学したものの、修士を出ても民間は厳しいかなと思い、修士1年目の夏に、民間は回らず公務員試験のみを受験し合格しました。そして翌年農水省に就職しました。
 私は旧帝大出身ではありますが、国家公務員の技官という意味ではマイナーな専攻だったため、研究室の先輩といった人脈もなく、自力で中部農政局に足を運び、本省に紹介してもらうという荒業を使いました。これなくしては内定していなかったでしょう。

―農水省ではどのようなお仕事をされていましたか。
 本省では、農業関係の下水道事業関連の仕事を1年、その後ある県で農業用水(ダム)関連の仕事を2年、そして国内の大学院大学に1年留学し、その後はODA関係の仕事に半年ほど携わり退職しました。

―公務員を辞めることになったきっかけは何ですか。
 もともとの大学での専攻分野と公務員試験の職種はズレていたにもかかわらず、世の中の役に立ちたいという思いでなんとか飛び込んだ世界でした。
 ですが、公共事業関連の仕事をしたときに、確かにあったほうがよいものだとしても、このご時勢に大金をかけて作る必要のあるものなのだろうかという疑問を抱えるようになりました。また、地方の出先機関というのは、どこを向いて仕事をしているかというと、どうしても本省と会計検査院ばかり見て仕事をしてしまう。国民目線という意味で疑問はありました。こうしたものが積もり積もって転職しようかと思うようになりました。

―公務員が嫌で辞めたということではないのですか。
 皆さんからの税金を預かっている役所が役に立つ仕事をするのは当たり前です。大事なのはコストパフォーマンスですが、どうしても農業土木という枠にとらわれる限界があり、仕事はそれを守る方向にいってしまうように感じました。そんな疑問を抱える中、このまま続けるとあと数年後には地方の課長として出向…


ここから先の記事は会員限定です。会員登録は無料で、詳細な個人情報の入力なく1分ほどで完了します。

今すぐ会員登録を行う (無料) ログインする



国家公務員(技術系)経験談に属する他の情報を見る

国家公務員(技術・専門)経験談/北海道・東北
国家公務員(技術・専門)経験談/関東
国家公務員(技術・専門)経験談/地域関係なし