国家公務員(事務)経験談

確定申告する側に回った「マルサの男」

カテゴリ

国家公務員(事務)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関西

お名前

竜一様 吉美様

経歴

竜一さん:
山口県立高校卒
→国家公務員初級職(税務)合格、国税局職員

吉美さん:
大阪府立高校卒
→国家公務員初級職(税務)合格、国税庁職員

これらを経て夫婦で珈琲ショップを開業

関連サイト

http://ameblo.jp/mountain1999/

竜一さん:山口県立高校卒→国家公務員初級職(税務)合格、国税局職員
吉美さん:大阪府立高校卒→国家公務員初級職(税務)合格、国税庁職員
→夫婦で珈琲ショップを開業




―はじめに国税職員になった経緯をお聞かせください。
竜一 高校卒業後、経済的理由で就職する道を選択しましたが、学校側から国家公務員初級試験の税務職を勧められたのがきっかけです。当時は高卒の試験のグレードが低く、普通科の高校からは採用されやすかったです。今は難関なようですが。

吉美 子供の頃から親に“公務員はいい”と言われ続けていたので、何の迷いもなく公務員の道へ。国家公務員初級試験の税務を選んだのは試験の日程など、ごく単純な理由で。




―国税職員時代は具体的にはどのようなお仕事をされていましたか。
竜一 滞納税金の徴収、内部事務、総務事務、そして最もエキサイティングだったのが査察部(マルサ)に在籍した3年間でした。
吉美 税務署及び国税局の内部事務、税務大学校の教育官などです。




―辞めたのは何年目で、何歳のときでしたか。
竜一 15年目で、34歳のときです。




―国税職員の仕事に不満はありましたか。
竜一 不満がまったくなければ退職しなかったので、ないといえば嘘になりますが、仕事全体としてみれば不満はありませんでした。
吉美 特にありませんでした。




―国税職員を辞めた経緯は何ですか。
竜一 結婚を機に人生設計を考えたとき“仕事とは何だろう”という疑問が湧いてきました。

 そんな私たちを公務員から脱皮させてくれる出来事が、8年前の旅行でした。当時、私の古い友人がロンドンに留学していまして、これ幸いと夫婦で遊びに行き、ロンドンを案内してもらいました。滞在中、3人でよく話をしましたが、決定的に心に残ったのは、最終日のヒースロー空港の出発ロビーでの会話でした。

彼は、定職を持たず(…


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