国家公務員(事務)経験談

「事件は現場で起こっている」とはよく言ったもの

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国家公務員(事務)経験談

第二の仕事人生

公務員から公務員(系)へ

取材エリア

地域関係なし

お名前

未公表

経歴

某国立大学経済学部卒
→事務系国家公務員
→某地方自治体職員
国家2種職員として中央官庁に入りながらも、退職して地方自治体に転職

某国立大学経済学部卒→事務系国家公務員→某地方自治体職員
国家2種職員として中央官庁に入りながらも、退職して地方自治体に転職

―はじめに中央官庁の国家公務員になった経緯をお聞かせください。
 私の家は代々国家公務員(税務など)の家でしたので、「自分も公務員になるのかな」とは思っていました。自分のやりたいことを考えた結果、国家?種と地方上級を受験することにしました。
 官庁訪問では「国の省庁内での第一志望」から、早々に内々定をいただくことができましたが、地方上級は最終で落ちてしまいました。両方受かっていれば地方に行くつもりでしたが、落ちてしまいましたので、中央官庁への就職となりました。

―その後、地方公務員試験を受けて、再び公務員になっていらっしゃいますが、その経緯と理由を教えてください。
 国家公務員に限らず、仕事に全く不満のない人はまずいないでしょう。
 私の場合、幸いにも希望どおりの部署に配属されました。忙しい課でしたが、国家公務員としてやっていく上では、大変勉強になることが多い部署だったと思います。制度、法律、政府の方針の策定に関わったり、他の省庁との折衝、国会対応があったりという感じです。
 しかし、元々地方が第一志望であったせいもあってか、「プレーヤー」でいられる地方のほうが、中央よりも面白いのではないかという思いは消えませんでした。自分の卒論で書いた事業でも、国は地方の事業を認定し、補助金を出すだけでしたが、自治体は、最初の計画から実施、そして地元への貢献を目指すことができます。やはり地方のほうがやりがいもあって面白そうだ、中央にいるよりも、地域密着でお客さんの顔の見える仕事をしたいと思いました。
 それで決断を下したのが、入省半年に近づいた9月でした。3月末まで勤務して辞めた後、6月に地方公務員を受験しました。晴れて合格し、翌年4月に採用され、現在に至っております。

―安定した公務員。辞めるときに迷いや不安はありませんでしたか。
 私は幸運にも上司、先輩、同期に恵まれていまして、正直、このまま残ってやっていってもいいじゃないかと思ったこともあります。しかし、決めてから迷いはなかったです。今思…


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