国家公務員(事務)経験談

貧乏で缶コーヒーすら買えない「苦節」を越えて

カテゴリ

国家公務員(事務)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関東

お名前

橋本哲人 様

経歴

私立大学卒
→国家2種行政
→パソコン教室講師
→システム開発会社
→技術者派遣業を起業しようとして断念→ネット商材販売業を自営

関連サイト

http://www.temjin.biz/top/prof.html

私立大学卒→国家2種行政→パソコン教室講師→システム開発会社→技術者派遣業を起業しようとして断念→ネット商材販売業を自営


―はじめに公務員になった理由を教えてください。

 やはり「安定した生活」「安定した人生」を求めてのことでした。私は特に人より秀でた才能も持っていませんでしたので、競争社会を勝ち抜く自信もありませんでした。
「特に長所がないなら、お役所勤めをすれば間違いのない人生を送れる」
…漠然と、楽観的に考えていました。


―公務員時代のお仕事内容を教えてください。

 厚生省(現:厚生労働省)所管の国立療養所で事務官として勤務させていただいておりました。医事(医療事務)、歳入歳出会計業務、備品管理、医薬品・医療機器調達に係る競争入札契約事務…などなど、「事務屋」としてのお仕事です。


―公務員を退職した理由を教えてください。

 一言で言えば、配属先の施設が民間委譲されたことにより想定される、今後の転勤がいやだったから…というのが、表向きの最大の理由です。皆さんにとっては「それくらい!」と思われるかもしれませんが、毎日午前二時まで残業し、土日もほぼ出勤…という生活が続いており、そのうえ転勤の恐怖(?!)。
 また、民間では役に立たない独特の仕事ばかりの国家公務員では、将来公務員削減が推進された際に、旧国鉄の皆さんのように苦労するかもしれない…という思いもありました。
 ただ、正直に言えば、妻や子供達と、もっと多くの時間をのんびりと過ごしたかったというのが本音ですね。


―役所の仕事に不満はありませんでしたか。

 いえ、不満はたくさんありました!これも皆さんからは「それくらい!」と笑われてしまいそうですが、まず「仕事量の多さ」が私にはダメでした。特に「報告もの」が重なった時など、暗愚な私は優先順位もつけかね、頭の中がパニック状態でした。
 また、退官後も守秘義務がありますので核心についてはお話できませんが…公務上、不本意な行動もありました。


―深くはお伺いしませんが、私も元役人ですので、「阿吽…


ここから先の記事は会員限定です。会員登録は無料で、詳細な個人情報の入力なく1分ほどで完了します。

今すぐ会員登録を行う (無料) ログインする



国家公務員(事務)経験談に属する他の情報を見る